古平町のトンネル事故での「危機管理」を考える。
2006年 02月 05日
本日は、北海道の古平町のトンネル工事の10周年の日を迎えます。トンネルの崩壊で20人が亡くなりました。この事故の責任が裁判で争われてきました。危険な場所や、危険な道路については道路管理者が当然責任があります。多くの法面の工事をしてきたわたくしはそのことを痛感しています。いづれも防災工事は予算の関係で工事の範囲は制限されています。しかし、工事の発注者も工事の受注者は範囲を検証して見るべきです。この事故も人災なのです。裁判は別でしょうが。この事故から学ぶ事は岡山県にも幾つもあります。湯原への国道、御津への川沿いの国道はきけんです。無駄な工事が続いています。危険を避けるにはトンネルとか、道を交わす事がいそがれます。危険なところに間に合わせの工事をしても無駄です。高梁川水系にもあります。危機管理について今一度考えましょう。1昨年の台風23号他の台風で危険な場所がふえてきています。
by urashima77
| 2006-02-05 21:12